2016年4月27日水曜日

SHOW CLASS MAGAZINE: TAKING IT BACK


2011年夏、ノースキャロライナ州在住のTIM LINDによって創刊されたSHOW CLASS MAGAZINE。第一号の巻頭には読者への公約として「TIME TO GET BACK TO THE BASIC(今こそ原点へ戻る時)」との言葉が記されている。

TIMの意味する「原点」。それはバイカーズとしての原点に他ならない。70年代当時のバイカーズ・マガジンと、今では世界中から注目を集めるジャパニーズ・バイカーズ・マガジン。その双方から大きなインスピレーションを受けているSHOW CLASS MAGAZINE


CHOPPERS & CHICKSを中心とした往年の世界観を色濃く反映した誌面は、各国に熱狂的ファンを抱えている。現在はウィスコンシン州ミルウォーキー在住のJUSTIN MILWAUKEEをパートナーに迎え、数人の協力エディターと共に雑誌作りを行っている。


昨年の横浜HRCSではそのJUSTINをゲスト招聘し、WESTRIDEとのコラボレーション・ブースを展開。

日本の皆さんへの初お披露目となった。

つい先日、SHOW CLASSからDROPされたTEE & PATCHES。







                                                                                  
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2016年4月26日火曜日

MOTORCYCLE CLUB ARCHIVE ZINE: BASS LAKE RUN & LABOR DAY MONTEREY

今、アメリカで注目されている一人の男がいる。1961年から1965年までの米国1%er系モーターサイクルクラブの写真をスクラップした電話帳ほどのアルバムを40冊以上も保有し、その写真の枚数は5,000を下らないそうだ。

夥しい量の写真は当然ながら、その殆どが過去に露出された事の無い秘蔵コレクション。そして、その写真には実際の撮影者による直筆キャプションなどが残っているという信じ難いような話だ。

その入手経路の詳細を語ることは出来ないが彼のコレクションは今後、SHOW CLASS MAGAZINEの協力の元、アーカイブ本としてシリーズ化されていく予定となっている。

今回ここで紹介するのは、所謂「ザイン」。本格的な「書籍」というクオリティーには及ばないが、そのリアリティーある作りはザインならでは。「BASS LAKE RUN」、「LABOR DAY MONTEREY」なる2タイトルが発売され、どちらも60年代アウトローバイカーの歴史上、重要とされる出来事を1冊にまとめている。

BASS LAKE RUN: 1965年7月に行われたHAのRUNで撮影された写真を中心に構成。SONNY, TERRY, SKIP等の伝説的メンバーの生々しい姿も収められている。HAのドキュメンタリーブック「HELL’S ANGELS: A STRANGE AND TERRIBLE SAGA」を著したHUNTER S.THOMPSONが帯同したRUNが正にこちら。詳細はSONNYの伝記本にも記されている。
 



 
 
LABOR DAY MONTEREY: モントレーレイプ事件として有名な1964年のRUNで撮影された写真を中心に構成。このRUNの本来の目的は、亡くなったSAN BARNARDINO支部の副プレジデント「COUNTRY」の亡骸をノースキャロライナ州に住む彼の母の元へと送る為のカンパを集める為だったと言われている。
 
興味の無い方にとっては全く意味の無い代物だが、モーターサイクルクラブの歴史に傾倒する人にとっては貴重なコレクションとなること必至。
 
COMING SOON...

 

2016年4月25日月曜日

EASYRIDERS: ARCHIVE COLLECTION

1971年創刊、バイカーズ・マガジンとして世界で最も多くの読者を抱える「EASYRIDERS MAGAZINE」。60年代中盤に誕生したチョッパームーブメントを底上げし、カルチャーと呼べるまでに成熟させたその功績はあまりにも大きい。それまでのカスタムバイクの主導であったSHOPやパーツ・メーカーから「一般読者」へ目を向け、「IN THE WIND」に代表される読者からのスナップを多数掲載する等、斬新な企画を試み、チョッパーと読者との距離感を一気に縮めることとなった。
 
また、DAVID MANNやHAMMING等のアーティスト達によるイラストレーションやカートゥーンを積極的に採用掲載し、BIKER ARTという新たなジャンルを確立した点も以後のチョッパー・シーンに大きな影響を与えたと言える。
 


「EASYRIDERS: ARCHIVE COLLECTION」は同誌の40年以上に亘る長い歴史の中で掲載されたアートワークをグラフィックとしてプリントした限定ライン。中でも特筆すべきは、「HAL ROBINSON」の作品がラインナップされている点だろう。



HAL ROBINSONとは、同誌創刊間もない頃から専属的にアートワークを提供したアーティスト。「バイカー・アートの元祖」とも評される人物であり、マニアの間では「EASYRIDERSのアートワークと言えばHAL ROBINSON」という声も多く聞かれる。彼が描いた女性キャラクター「MIRACULOUS MUTHA」は絶大な人気を集め、読者から寄せられる質問に対して受け答えを行うという連載コーナーにまで発展した。70年代当時に発売された彼のアートワークをまとめた別冊本「CYCLE TRASH」は、現在では大変なプレミアとされている。



WESTRIDE TOKYOのショップ内にはHAL ROBINSONやDAVID MANNの原画を含め、実際に使用されたネガ等の貴重なコレクションを展示している。ご来店の際にはこれらのディスプレイも併せて楽しんで頂ければ幸いだ。

EASYRIDERS: ARCHIVE COLLECTION TEES ...IN STORE NOW

2016年4月11日月曜日

EASYRIDERS MAGAZINE 70’S: HAND MADE BUTTONS

当時のEASYRIDERSマガジンに掲載されたイラストやアート等を使用してハンドメイドで製作された缶バッジ。

アメリカではこの缶バッジを「ボタン」と呼ぶことも多い。

CUTSを始め、革ジャン、ハット等々、カスタムの幅がグッと広がる名脇役。

この手は、見つけた時に買いだめしておくのが得策。いざ、探すとなると意外と見つからないものだ。


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2016年4月7日木曜日

SHOW CLASS MAGAZINE:#29 JAPAN ISSUE

2011年の創刊以来、独自の紙面作りで徐々に人気を博してきたSHOW CLASS。ここ数年はアメリカ本国だけでなくヨーロッパやオセアニア、そしてここアジアでも大きな注目を集めている。

元々彼らが好きで取り上げ続けている「オールドスクールチョッパー」というシンプルなスタイルが時代にマッチしているのだろう。創刊の時からその動向を見続けている我々としても嬉しい限りだ。

昨年12月には、日本代理店である弊社がSHOW CLASSを横浜HRCSへ招聘し共同ブースを設営。日本の皆様への初お披露目となった。

今回発売された最新号は、そのHRCSで取材撮影したコンテンツだけでなく、イベント後の数日間に亘り取材訪問した幾つかのショップを掲載。我々日本人とは別の視点から切り撮られた興味深い内容になっている。


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