モーテルをチェックアウトしてリッチモンドを目指し再び西へ。
訪れたのはHarold 's USA。ウエストライド2013年秋冬カタログで大々的にフューチャーしたJasin Pharesが営むショップだ。
前回撮影時の「次はJasinのホームタウンで会おう」という約束を果たす形となった。
相変わらず忙しくしているが、とても元気な姿を見せてくれた。
Busch兄弟と同様、翌週末にはThe One Moto Showへの出展を控えており、作夏のボーンフリーでお披露目したドラッグレーサーを展示する予定とのこと。
また、H-D社から提供されたビッグモーターをベースとしたデモカーも並行して製作中。
互いの近況報告で暫し談笑。6月のボーンフリー7での再会を誓ってショップを後にした。
次に訪問したのはThe Hole in the Wall。
1976年にデイリーシティでオープン。6年程前に、現在のレッドウッドへ移転している。
オーナーのSpade Georgeは、クラブメンバーを始めとしたタフなバイカーにチョッパーを提供し続ける伝説的ビルダーだ。
閉店日だったにも拘らず、「日本から遥々来てくれたのか？」と本人の予定を変更して我々にショップを案内してくれた。
残念ながら工場内の撮影はNGだったが、長い歴史を持つショップ特有のオーラが漂っていた。
今年64歳になるGeorge 。「昔一緒に走った仲間は皆、逝ってしまったよ。」と少し寂しそうな表情を見せた。
とは言え、会話自体はユニーク且つ、日本のバイクシーンやファッションにも興味深々。いつまでも元気で、次世代に刺激を与え続けて頂きたい。
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