2023年6月28日水曜日

US TOUR: LAST DAY

滞在最終日。午前中は荷物のパッキングに時間を充て、その後101号を北西に上りVENTURAの街へ。

毎年12月にDAVID MANN FESTIVALが開催されているこの街は、旧き良き街並みと新しさが同居し、多くの人々を魅了する。

現在はJOSHUA TREEへ移住しているDAN COLLINSが嘗て住んでいたこともあり、取材と撮影で何度も訪れた懐かしい街でもある。

裕福な年配層が多いこともあり、LAとはやや趣の変わるHOT RODとCLASSIC BIKEのメッカでもある。

数件のアンティーク・モールでの買い付けの後は旅の定番、IN-N-OUTで腹ごしらえ。

その後、CAMARILLOの街へ移動し再度アンティーク・モールを散策。

旧い街並みをクルーズした後は、アパレル・バイヤーの聖地「MELROSE」と「FAIRFAX」を暫く振りにリサーチ。

ファッション・シーンにおいては既に我々日本がイニシアティブを握っている感はある訳だが、やはり現地の空気の中で触れる数々のショップには永遠の憧れと思える佇まいがある。

旅の締め括りはグリフィス天文台へ。旧くはJAMES DEANの「理由なき反抗」、現代では「LA LA LAND」等名画の舞台となった、小高い丘の観光名所。

LAの街を眼下にする絶景。自身が初めて訪れたのは1989年。その後、35年近く現在の仕事に携わっている訳だが今一度、自分の原点に返ったかの様な心持になった。
これからも自身の前の道を行く。その道の先でまた出会うことを信じて。
そう、合言葉は「SEE YOU DOWN THE ROAD」。
ありがとう。

2023年6月27日火曜日

US TOUR: Day 7

BORN FREE明けの早朝はTORRANCEのROADIUMで行われているフリーマーケットへ。

ガラクタ市のようなものだが、古着バイヤーが必ず訪れる場所でもある。
朝6時には既に多くの人が集まって品定めを始めている。
今日は時間も取っているので、この後も北上し、BURBANKの街を散策。

その後LAへ戻り、訪れたのはHAWG-SUPPLY。

LAバイカーの顔役が集まるこの場所はかつて、CHUNと呼ばれ、複数人のバイカーがシェアする共同ガレージであり、DICEパーティーなどのイベントも開催されていた。

その場所を3年半前から引き継いだのが現在のHAWG-SUPPLY。

CHOPPER 100%のビルダー「CODY」と「TYLER」の二人。30歳手前と若い二人だが、いま非常に勢いがあり、注目されるコンビである。


TYLERは元アパレル畑で働いていた経験も有り、夢は自分のブランドを日本マーケットで展開すること。当ガベージワゴンで紹介する日も遠くはないだろう。


その場でTシャツを手刷りで仕上げ、我々にプレゼントしてくれた。


YOU TUBEでオリジナル動画も配信しているので是非ご覧あれ。

夕方前には一度、購入商品の梱包準備などの為、ホテルへチェックイン。

その後再びハンティントン・ビーチへ南下。SO-CALバイクシーンで現地バイカーからも大変に慕われているKYOSUKE君と会食を。

有意義な時間を過ごし、海沿いに走るPCH=PACIFIC COAST HIGHYWAYの下道を流し、帰路に就く。カリフォルニアの夕陽を満喫した。
 

2023年6月26日月曜日

US TOUR: Day 6

BORN FREE 14の日曜はLAらしく薄曇りのメローナな朝でスタート。昨年の招待ビルダーで唯一女性ビルダーとして出展したアクセルのブースには現地で注目を集める女性達の車両だけが展示される。

太陽が覗き始めた9時頃には来場する客足も多くなってくる。


台湾からは自国の取扱店であるMAY CLUBの顧客も来場。デニムパンツとグローブなどを購入してくれた。

ブース裏の休憩所で談笑する御存知、CHABOの木村氏とLOVE EAR ARTのGEN君。

シーンの双璧、KEN HAGAHARAと鈴木嘉樹君のツーショットが見られるのも現地ならでは。

招待ビルダーの盾をデザインするオフィシャルアーティストである【LUCKY B DESIGN】のDAVIDから我々にも特別なプレゼントが渡された。THANK YOU, DAVID!!

夕方16時を回る頃から、メインステージではショーのクライマックスとなる各アワードの発表が行われる。

その模様を写し撮るのはバイカーフォトグラファーの巨匠マイケル・レクター氏。

年末の横浜HOT ROD CUSTOM SHOWへの切符を手にしたのはSMALL CITY CYCLE。

アイダホ州のTODD ASIN。CONGRATS, TODD!!

そして次回の再会を約束して各々が帰路へと向かう。

夏の始まりであるこの週末に最高の思い出を残して。

SEE YOU DOWN THE ROAD, EVERYONE...

今夜は二人だけでの祝杯。俊樹の「ステーキが食べたい!」という強いリクエストで訪れた洒落たレストランは偶然にも10数年前にNOISE CYCLESのT-BONEが連れて来てくれた店であった。

南部スタイルのステーキ料理。満足できたかな?(笑)



2023年6月25日日曜日

US TOUR: Day 5

BORN FREE 14本番の本日は早朝にモーテルを出発。会場に戻ってきたAMA主催のスワップミートをチェックしていく。

やはり当時物の紙媒体を見ると、集めてしまいたくなるのは毎回のこと…。

8時を回る頃にはベンダーブースやショー会場も概ね完成し、あとは入場を待つばかりとなる。


ブース準備も完成し、何故か余裕の笑顔を見せるトシキ。よっぽど現地の風が肌に合っているのだろう(笑)。

4年振りになる我々のブースにも多くのお客さんが立ち寄ってくれ、「久し振りじゃないか。去年は居なかったよね?」と声を掛けられることも。

持参したTシャツやデニム等、決して安価ではないMADE IN JAPANだが、「以前に買ったTシャツ最高だよ。俺のサイズある?」と購入してくれる現地バイカー。

今回は、MADE IN JAPANの極みであるデニム類が従来以上に好評。

数年前に同じ場所で購入してくれたデニムを履いてきた彼は、新たな一本を購入しその場で履き替えていった。THANK YOU SO MUCH!!

数年振りの会場はCHOPPERだけでなく、ディーラー系のバイクも非常に目立っていた。嘗てのチョッパーショーの面影が薄くなっているのは否めない事実だが、バイクシーンの隆盛を考えればこれはむしろ歓迎すべきことだと言える。

土曜のハイライトであるBEST OF BUILDER'S PICKは'59 PANHEADを持ち込んだWRECKED METALSの手に。

会場を後にしての夕食はTHE AMPAL CREATIVE主催のANDREWと。

日本ではなじみの薄い中東料理を味わいつつ、長い一日を終えた。